今回紹介する作品は『落ちこぼれ剣士は魔滅の刃で反撃ハーレム』です。
もくじ
どんな作品か
妖魔が人々に恐れられ、蔓延る世界。妖魔に対抗する剣術の達人は剣聖と呼ばれる。剣聖が後進を育成するための施設は、剣士院と呼ばれる。主人公の桜井洸弥は、父の影響で剣聖を目指していたが、病気の母と家族たちを養うために、剣士院への受験を諦めることを決意する。
そんななか、いつものように村のはずれで、剣術の修行に励んでいると、村が妖魔に襲われているのを発見する。
妖魔、蛇王により、石化される村人たち。さらには妹の理洲まで蛇王に吸血され、妖魔に変えられる。
後から助けに来たカナデ・エクセリアと、父の形見の刀を使い謎の力を覚醒させた洸弥により、蛇王は一時的に退散する。
しかし、妖魔になった理洲は剣士院で監視されることになる。妹と一緒にいたい洸弥は皮肉にも一度は諦めた剣士院の受験を決意する。
剣士院の受験のなか、妖魔化を抑える拘束具の力をもってしても暴走しかける理洲。妖魔化を止めるには、妖魔に対抗できる力を持った人間の体液が必要と聞き、月夜の夜に理洲にも求められた洸弥は兄妹での性行為をすることになる。
妖刀についた妖魔、カナデ・エクセリアとも仲を深め、性行為をする関係になる。
どう面白いのか
随所に近年、話題となった漫画を想起させるパロディがあります。そのパロディがただのパロディでとまらず、ジャンプ漫画のエッセンスを抑えた王道異能力ものとして描かれています。
エロシーンへの導入も自然です。
バトル漫画のツボを抑えつつ、ちゃんとヤることヤっています。
キャラクターの魅力
キャラクターが魅力的です。
貧しくも温かい村での暮らし。
そこでの兄妹のふれあいを丁寧に描くことで、妹が妖魔になったことにより、兄妹間で性行為をしなくてはいけない、という流れに背徳感があります。
最初は、妹を助けるためと言いながらも、行為を繰り返すうちに自分の中に秘めていた情欲に自覚していく主人公の心理の流れは丁寧に描写されています。
主人公と恋仲になるエクセリアも魅力的だ。ふだんは強気の女性が、主人公にだけは献身的につくす姿はとてもいいです。
どうエロいか
最初の性行為が突発的で、それでいて主人公が自分の行為に許しを与えられる余地があるとこがいいですね。
妹の妖魔化を抑えるために主人公の精液が必要。妹もそれを求めている。妖魔化により、舌ったらずな口調で訴えてくるところがいい。
また、エクセリアもあるトラブルにより妖魔化してしまいそうになってしまう。ここでもやはり主人公は応急処置として性行為を行うことになる。
異能力バトル漫画のツボを抑えつつ、エロいシーンはちゃんとエロい作品でした。
オススメの作品です。ぜひ読んでみてください。購入の際は、下記のアマゾンリンクからどうぞ。