そう、それが言いたかった

2010年にpixivではじめての処女作、『who are the hero』を投稿する。who are the heroを完結後は小説家になろうに移動。現在、思春期の少年、少女がゾンビたちが蹂躙する日本で戦う『エデンプロジェクト』と、はてなブログでネット小説書籍化本の批評ブログ、『そう、それがいいたかった』を更新中。

『継母の連れ子が元カノだった』について

さて、今回紹介する作品がこちら、『継母の連れ子が元カノだった』です。


継母の連れ子が元カノだった 昔の恋が終わってくれない (角川スニーカー文庫)
著者:紙城境介
イラストレーター:たかやKI
レーベル:角川スニーカー文庫
発売日: 2018/12/1
出版社: KADOKAWA
ISBN-10 4041076846
ISBN-13 978-4041076842

あらすじ
「僕が兄に決まってるだろ」「私が姉に決まってるでしょ?」親の再婚相手の連れ子が、別れたばかりの元恋人だった!? “きょうだい”として暮らす二人の、甘くて焦れったい悶絶ラブコメ――ここにお披露目!

ニヤニヤな日常

絶対に好き合ってはいけないけど、お互いがお互いを好きなことが読者にもわかるってとこがいいですね。
読んでると、ニヤニヤしちゃいます。主人公に対してデレデレなヒロインの心中は読んでて面白い。
何気ない日常だけど、心の中では強い嵐が吹いているってとこがライトノベルだからこそできる作品ですね。

過去と現在

この作品は、元カノ元カレの関係の二人が兄弟になってしまう。未だにお互いお互いを好きなんだけども、好きと言ってはいけない、という話です。
だからこそ、過去に付き合ってたあの瞬間を兄弟として繰り返すってシーンを何回かやるんですね。
そこで、過去と現在での違いってのが面白いです。

まさかの展開

でっ、後半でまさかの展開が起きる。
この辺、ビックリしましたね。
あそこで主人公と主人公の男友達だけが共有する秘密ができ。ヒロインが知らない水面下の事件ができましたね。
あれが2巻でどう進んでいくのかが気になります。

では、次巻も追って報告いたします。

継母の連れ子が元カノだった 昔の恋が終わってくれない (角川スニーカー文庫)