そう、それが言いたかった

2010年にpixivではじめての処女作、『who are the hero』を投稿する。who are the heroを完結後は小説家になろうに移動。現在、思春期の少年、少女がゾンビたちが蹂躙する日本で戦う『エデンプロジェクト』と、はてなブログでネット小説書籍化本の批評ブログ、『そう、それがいいたかった』を更新中。

『俺もおまえもちょろすぎないか』の2巻について

さて、今回紹介する作品はこちら、『俺もおまえもちょろすぎないか』の2巻です。


俺もおまえもちょろすぎないか2【電子特典付き】 (MF文庫J)
著者:保住 圭
レーベル:MF文庫J
発売日: 2018/6/25
出版社: KADOKAWA / メディアファクトリー
ASIN: B07D6HRL82

あらすじ(「BOOK」データベースより)
自分に正直で素直な少年・功成と、生真面目で何でも真正面から理解しようとする少女・つぶらは、お互いの性格が相乗効果となり、恋人として瞬く間に関係を深め、二年後の“結婚”を約束した。だがつぶらは、もっとイチャイチャしたい!と思う功成とは逆に「そういうことも二年待ってください!」とお預けをしてしまう。そんなある日、以前告白してフラれたギャルの先輩・青原稀が功成たちの前に現れる。怒られる…?と怯える功成に対して彼女は―「好き!付き合って!」功成の衝撃的な告白が忘れられず、惚れちゃったって…!?キミはこの甘さと速さについてこれるか!?超濃厚ハイスピードラブコメ、第2弾!!


どんな話か

まず、この作品の魅力から。
『俺もお前もちょろすぎないか』は、 はじまって序盤ですぐカップルになるスピード感のあるラブコメでありながら、それが二人のキャラクター性のバックグラウンドがはっきりした状態によるものなんで。
くっついたことに違和感がなく、二人を祝福したい気持ちで終われるかなりいい1巻の続刊となります。
わりと綺麗に終わっていながらも、気になる部分もあったんで続きが気になっていたんですよ。それでは2巻の話に移りましょう。

2巻からの急展開

2巻の話の展開は、序盤で二人のイチャコラを書いた上で、新キャラの自体の急変。そのキャラの問題について言及したところで。その新キャラの抱えていた思いが明らかになることで、二人の周囲の人間関係に変化が起こり、二人の関係も新たなステップを迎えることになるって監視でした。
主人公に好意を寄せる新たなチョロインが二人も登場します。小津梅香と青原稀ですね。
二人の主人公に対する好意のまっすぐさはハーレムものとして読んでて楽しいですね。
今巻は星井出功成と初鹿野つぶらのタガを外すための話でしたね。
今後、やれることを増やすためにも。二人の間にある理想の恋というのを壊す必要があったわけですね。
これから加速するであろうラブコメに期待です。

それでは、次巻も追って報告します。