そう、それが言いたかった

2010年にpixivではじめての処女作、『who are the hero』を投稿する。who are the heroを完結後は小説家になろうに移動。現在、思春期の少年、少女がゾンビたちが蹂躙する日本で戦う『エデンプロジェクト』と、はてなブログでネット小説書籍化本の批評ブログ、『そう、それがいいたかった』を更新中。

北芝健さんについて

はじめに

この前、北芝健さんの本を3冊読みましたので。ちょっと今から話してみます。
今からきっかけと、読んだ軽い印象。どの本も違法風俗の話ばかりだったなってのと。そりゃビックデータを使うのかもなって話をします。

そんじゃ、まずきっかけからなんですけどね。これについては。まず、僕が深夜にやっているネットラジオ、パロンワールドのリスナーで。それの司会をやっているバロン西田さんのサロンに入ってるってのが前提としてあるんですよ。

バロン西田さんのサロンのURL↓
https://lounge.dmm.com/detail/799/

バロン西田さんとは、毎週、深夜に政治、スポーツ、芸能、怪談等のニュースを集めてですね。この人が個人的に集めたゲストさんと、そのニュースについて対談形式で配信している人なんですよ。

僕、政治系のニュースや解説者はあまり見たり聞いたりしないからさ。比較対象がいないため、どう優れているかは言いづらいんだけどさ。

テレビのニュースと比べて面白いと確実に言えることがさ。事件の起きた現場を訪れ、そこでの取材を早い段階でツイキャスに公開することができる。個人で活動するネット配信者だからできる現場取材実況がたぶん魅力ですね。

ニュースだと、調べたことを決まった時間にディレクター、放送作家、キャスターさんを介して整理された情報が届くんだけどさ。この人は取材とキャスターと司会、ディレクターを一人でやってるようなもんだから。ここでしか聞けないんじゃないかと思うようなホットな話が多いです。

それと、この人は人脈がスゴくてね。なんでこの人、ゲストに呼べたのって回が多いんだよ。例えば、今、電車で打ってるから検索できないんだけどさ。VR エロゲの製作者さんをゲストに呼んだ回とかありましたよ。

気になる方はpixivのブースでラジオ番組の録画が売ってあるんで買ってみてください。

でさ、なんでバロン西田さんのサロンに入ってることと北芝健さんの本を読んだことが関係あるのかと言えばですね。

たぶん、ラジオで話してるからいいと思うんだけどさ。

サロンに入って、最初の頃のオフ会、後、それの2回目のオフ会でですね。ゲストとして来てたんですよ。僕は1回目は風邪で2回目は仕事で行けなかったんですけどね。

で、ですね。僕、勉強不足なもので北芝健さんのこと知らなかったですよ。
それで、本を3冊買ったんですけど、そのまんまにしててさ。昨日、風邪で動けなかったついでに読んだんで話します。

ちなみに読んだ本はニッポン非合法地帯(2003)、ニッポン犯罪狂時代(2006)、日本で一番危ない話(2015)の3冊です。

これらをもとに話していきます。

違法風俗の話

今回、一応、年代はバラけてるんですけどね。なぜか3冊とも、下世話な話が多いんですよ。
そもそも、この人、元公安警察で、その公安警察のOBとして大学で、犯罪心理学を教えている教授さんでさ。
公安警察にいた頃の話が書かれた本を選んだんですけどね。最初のページの段階でレイプ、風俗の話になる率が高いんですよね。

どんな話かと言えばですね。

日本ってさ。レイプ事件は起きてるんですよ。でっ、いろんな種類があるんだけどさ。だいたいが少年だから逮捕されないとか被害者が泣き寝入りするとかでさ。じつは罰が与えられていないケースがあるらしいんですよ。

ヒドイですよ。最終的には殺して死体を海に捨てるケースとかありますからね。

それとさ、違法風俗の話があるんだけどさ。これもギョッとする話が多い。風俗を斡旋するのを仕事とする男ってのがいてさ。そいつのやり口がさ。狙いをつけた女性とヤってさ。その男のテクで離れなくした後さ。薬物にハマらせてさ。徐々に抜け出せない状態にした後でさ。身体を売らせて、それの売り上げを自分のものにするんだって。

読んでて、ホントかよ〜って思ったよ。

軽い口調で言ってるけどさ。これさ、本には過程がもっと詳しく語ってあってさ。これがエグいんだよ。

読んでるとさ、これならべつにエロゲとかエロ漫画とかそんな悪くねぇんじゃないかと思えてくるよ。

風俗が増えるよりも、エロゲやエロ漫画が増えたほうがよっぽどかいいじゃん。

公安警察の美意識

後、この人の本を読んでいると。公安警察には外部の人とは共有できない美意識みたいなのがあるような感じがしますね。
一番、最近の日本の危ない話って本には、しょっぱなから、警察学校での研修訓練の厳しさを描きながら。それを乗り越えてきた俺たちの凄さみたいな話があるんですよ。この辺、ハインラインの宇宙の戦士みたいでしたよ。

この辺のさ、厳しい訓練を乗り越えた俺たちはその後、大変なミッションを仲間と乗り越えてきたみたいな話を読んでいるとですね。

なんか公安警察のなかの不可侵なものってのはある気がしますよ。

この前さ、ビックデータについて調べたらヤバい話がいっぱいでたみたいな記事書いたじゃないですか。

そんなかにさ。警視庁から日本在住のムスリムの資料が出てきたみたいな話したじゃないですか。一応、警察さんはさ。資料は流出したが、俺たちが調べたものじゃないって言ってたけどさ。

ああいう、公安警察の闇というかさ。ある大きな体験と責務を共有した限定的な組織内だけで完結している情報だったり、動きだったりがあってさ。

北芝健さんもじつは本当に話してはいけないヤバいこととかもまだあるんじゃないかな、と思ったりしますよ。

今回、紹介した本、テレビでは知れない話がわりと多いんでオススメですよ。

参考書籍