さて、今回紹介する作品はこちら、『美人上司とダンジョンに潜るのは残業ですか?』です。
あらすじ
美人な黒髪上司と一緒にエクストリームなアクティビティ“ダンジョンアタック”に挑戦。でも、職場では有能上司なのにダンジョンになると、とてつもなくへっぽこで。元・世界ランカーのハンタースキルを発動せよ!
現実世界にダンジョンな世界、男女のバディもの、の順にはなします。
現実世界にダンジョンな世界観
舞台は僕らのいる世界に、突如としてダンジョンが現れたって世界。この前紹介した東京ダンジョンマスターと同じですね。
違うところは、このダンジョンの出現ってのが本作の時間軸よりもかなり前らしいってとこです。
そのため、ダンジョンの存在が世界に浸透していてさ。ダンジョンの素材が料理や技術のひとつとして使われている。
ダンジョンには資格さえとれれば潜ることができる。
主人公もプロのハンターの資格を持っています。しかし、それは昔の話でさ。今は一社員として美人上司に怒られている。
なんだけどさ、その美人上司がハンターの資格を取ってさ。休日にダンジョンに潜るようになってさ。主人公がもともと経験者だということを知った女上司は主人公を連れてダンジョンに挑戦します。
この設定が面白いですよ。上手く会社のトラブルとダンジョン内での冒険の成果をストーリーに絡めています。
アニメ化もいいですけど。ドラマ化を視野に入れても面白いかもしれません。
男女のバディもの
ストーリーラインはバディものですね。仕事面でも、プライベートでもパッとしない男がさ。
ある一人の女性と一つの目標に向けてバディを組む。それに対して、男はプロフェッショナルだけど。女性は何も知らなくてさ。それについて教えていくと同時に、女性からもさまざまなことを教わる。
パッと似た例が思いつかないんですけどね。師弟コンビ的なバディものってだいたい教えると同時に教わるような。師弟両方に何かしらの変化があるように描かれるんですよね。
この作品は、普段の生活では女が上司で男が部下。ダンジョンでは女が新米ハンターで男はベテランハンターだからさ。
その流れが違和感ないですよね。
今度、2巻を買うので追って報告します。
美人上司とダンジョンに潜るのは残業ですか? (NOVEL 0)
- 作者: 七菜なな,にぃと
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2017/09/15
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美人上司とダンジョンに潜るのは残業ですか? ライトノベル 1-2巻セット
- 作者: 七菜なな,にぃと
- 出版社/メーカー: 角川書店
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