そう、それが言いたかった

2010年にpixivではじめての処女作、『who are the hero』を投稿する。who are the heroを完結後は小説家になろうに移動。現在、思春期の少年、少女がゾンビたちが蹂躙する日本で戦う『エデンプロジェクト』と、はてなブログでネット小説書籍化本の批評ブログ、『そう、それがいいたかった』を更新中。

『女神さま降臨!=非日常だと思った? 1 ~神のお告げで美少女と学園ミッションに挑むことになった~ 』について

さて、今回紹介する作品はこちら、『女神さま降臨!=非日常だと思った? 1 ~神のお告げで美少女と学園ミッションに挑むことになった~ 』です。


女神さま降臨!=非日常だと思った? 1 ?神のお告げで美少女と学園ミッションに挑むことになった? (オーバーラップ文庫)

著者:白河勇人
イラストレーター:小林ちさと
レーベル:オーバーラップ文庫
発売日: 2019/1/24
出版社: オーバーラップ
ISBN-10: 4865544399
ISBN-13: 978-4865544398

あらすじ
運命の出会いを求めて、ミッションスタート!

日々に退屈しながらも「こんなもんだ」と思っていた高校二年生・灯月燈也の前に、ある日女神が現れた。
「救世主さまっ!」
「はい?」
女神曰く、燈也に恋した女悪魔のせいで、彼は【運命の人】と結ばれず、関わった人まで不幸になるという。
未来を修正するための課題を与えられ、サポート役もつくことになったが、現れたのはドSな完璧女王様の水澄紗妃で!?
さっそく水澄と一緒に委員長の手伝いや同級生のスカートめくりに奔走し──って思ってたのと違う!
女神様、いつになったら非日常が始まるんですか!?
日常以上ファンタジー未満の青春ラブコメ、ミッションスタート!!

今回は、女神様から与えられたミッションを解くことで一人の女の子の心理的な謎を解く話です。

毎回、僕がこういうストーリーラインでいつも例に挙げている誰もが知っている代表的な作品が夏目漱石の『こころ』。今度、有名ブロガーの骨しゃぶりっぽく話す予定なんですけどね。
あの作品でライトノベルの王道みたいなストーリーなんですよ。
青春の真っ只中で退屈を感じていた青年が、海で水着姿のヒロインと出会い、別の場所でまた再開し、ヒロインとその周囲と親交を深める。すると、どうやらそのヒロインにはある悩みがあり、それは過去に起因するものらしい。一方、主人公にも人生の転機が訪れ、それを導いてくれるもう一人のヒロインが主人公を誘惑する。
二人の間で揺れ動く主人公。しかし、あるアイテムがきっかけで主人公は正ヒロインの元に向かう。

『涼宮ハルヒの憂鬱』とかも、今言ったようなラインで動いてるでしょう。古今東西のラブコメライトノベルの王道なんですよ。

今回も、主人公は様々な人とミッションを通じて関わっていくうちに。そばでサポートしてくれるヒロインにすべて繋がっていくことがわかる。

でさ、謎解きパートでその謎を解いたことで、彼女と仲良くなり、自身の道を定める。

面白かったですよ。出てくるヒロインも全員かわいかったですから。

では、次も追って報告いたします。