そう、それが言いたかった

2010年にpixivではじめての処女作、『who are the hero』を投稿する。who are the heroを完結後は小説家になろうに移動。現在、思春期の少年、少女がゾンビたちが蹂躙する日本で戦う『エデンプロジェクト』と、はてなブログでネット小説書籍化本の批評ブログ、『そう、それがいいたかった』を更新中。

ネタバレ注意!『アヴェンジャーズ/インフィニティウォー』

ネタバレ注意です!


今回ばかりはホントにネタバレ注意なんで気をつけてください。
今年のアヴェンジャーズはマジでヤバイ。
まさかこんなことになるとは……

さて、今回はホントにネタバレにご注意いただきたい。こんだけ言ってるってことはそうとうだからね。

今、画面の向こうにいるキミに言ってんだよ。いいからさっさと観に行けってね。

今からスクロールした先でネタバレするからね。ネタバレ満々だからね。目次の時点でネタバレするからね。その覚悟で読んでよね!


















目次

ロキィィィ!

ロキィィィ!

なんで序盤で死んじゃうんだよ! あまりにもあっさり死んだもんだからじつは生きてたとかあると思ったのにさ。死んだままだったよ。

マジ死ぬ前のロキよかったよ。サノスに媚びへつらうフリをしてさ。だまし討ちしようとするとことかマジいいよ。お前らしいよ。

お兄ちゃんのソー守ろうとしてたとこもよかったよ。前作でようやく兄弟間の不仲が解消されたんだなって思った。

でもロキ死んじゃうなんてあんまりじゃん。

圧倒的な存在感を放つその悪役の名はサノス

今回、圧倒的な存在感を放つ悪役、サノス。マジカッコよかったよね〜。
限られた資源を守ろうとするために、全宇宙の生命の半分を滅ぼしてまわる宇宙人。悪役なのにさ、共感できる大義があるとこがカッコイイよね。
正義の反対はまた別の正義って感じがいい。
だからこそ、彼には観客から共感を呼ぶような苦悩も抱えている。
そして、もちろんその能力の高さも見逃せない。序盤で最強キャラであるハルクとソーを倒すとこはインパクトがありますよね。
ハルクとの戦闘シーンで、元の身体能力がかなり高いことがわかります。
だからさ、インフィニティストーンを集めていくたびにどんどん強くなる過程も絶望しかないんだよ。
あと、サノスを慕う部下たちもメッチャ強いしさ。コイツらどうやって倒すのって思ったもん。

ヒーローたちによる群像劇

今回、魅力的なのは複数のヒーローたちによる群像劇。インフィニティストーンを集めるために様々な惑星を訪れるサノス。ヒーローたちも様々な思惑で地球やいろんな惑星を訪れ、サノスと戦うんですね。
それぞれの物語がサノスとの最終決戦につながるところがいい。
そして、まさかのラストですよ。

製作者の事情が透けて見えそう

いやぁ、負けたねアヴェンジャーズ!

ヒーローのほとんどが死んじゃったよ。

でもさ、死ぬヤツらの人選がさ。確かに殺すしかないよなってヤツらばっかりだよね。

製作者の事情が透けて見えそうだよ。

だってさ、ぶっちゃけアヴェンジャーズ増えすぎじゃね。あんなにいたらさ、全員活躍させるの難しいからさ。そりゃ減らすよ。

今回、群像劇が上手くいったのも。じつはアヴェンジャーズの物語に見せかけて、サノスがインフィニティストーンを集めるためのロードムービーだったからね。骨組みが悪役のためのストーリーなんだよ。

でさ、死んだヤツらがさ。ロキ、スパイダーマン、ブラックパンサー、アライグマ以外のガーディアンオブギャラクシー、ヴィジョンとその彼女、ドクター・ストレンジでさ。

じつは個人個人が抱えているテーマを一回自分とこの映画で消化し終わった後のキャラばっかりなんだよね。

ガーディアンオブギャラクシーとかさ、マスコットだけ活かしてやろうって魂胆がみえみえじゃん。

でもいいよ、ナイスだよ。俺、観終わって思わず膝叩いたよ。その手があったか、これなら新キャラが増えても続編が出せるって。

完全にディケィドの発想だよね。

仮面ライダーというコンテンツを守るために、すべてのライダーを壊して1つの世界にして復活させましたとか言うのぶっちゃけたのがディケィドでさ。

サノスも、このままだとアヴェンジャーズの世界観が崩壊するから仕方なくキャラクターの半分を殺しましたってのをさ。人口問題とか、限られた資源に置き換えて語ってんでしょ。スゲェじゃん。

これからのマーベル映画が楽しみだね。また観たら感想書きますよ。