さて、今回紹介する作品はこちら、『現役東大生が1日を50円で売ってみたら』です。
あらすじ
東大生の1日を50円で買ってくれませんか?
東大では学べない「人生の学び」があった。
小説投稿サイト・カクヨム「エッセイ・実話・実用コンテスト」受賞作品、大幅加筆&書き下ろしで書籍化!
現役東大生の高野りょーすけが、自分の1日を50円で販売。
様々な出会いの果てに、りょーすけが見たものとは…
このブログを「そう、それがいいたかったんだよね」で終わらせる雑記ブログからラノベレビューブログに変えるにあたって最初に書いた記事がカクヨムのコンテストの受賞作をレビューすることだったんですけどね。じつは1作だけ読まずにそのままにしてたのがあったんですよ。それが「エッセイ・実話・実用」カテゴリ部門の受賞作、『東大生の1日を50円で売ってみたら』です。
内容はタイトル通り、東大生の1日を50円で売ってみたらって趣旨のものです。そもそもですね。ホームレス芸人の○○さんがですね。1日を50円で売るってのをやっててですね。本も出しているんですよ。話しかけたことはないですけど。いろんなイベントで売り子やドリンク出しているとこに8回くらい出くわしたことあります。
でさ、50円で売ってみたら。こんな人に会ったよこんな経験をしたよってのが主な内容です。
読んでみたら、意外と面白かったんでビックリしました。小説家になろうと比べると、カクヨムでの利点として。こういうエッセイ部門を対象にした大会もやっているんで。エッセイカテゴリーも面白い作品が多いんですよ。
キャバ嬢だったリ、発達障害だったりの人としゃべる際にさ。事前に調べたのか。後から調べたのか。地の文の説明が上手いですね。まあ、ちょっと気になったのが。アマゾンレビューにも書いてあるんですけど、会話文の時に筆者のインタビュー経験の少なさがちょっと出ててさ。わりと会話が受動的でつっこんだ話ができてないかもなってのがありますね。
文章は全体的に読みやすくて。ブラックな話も軽く書けているのも読みやすさにつながってましたね。
それでは、また次回。