そう、それが言いたかった

2010年にpixivではじめての処女作、『who are the hero』を投稿する。who are the heroを完結後は小説家になろうに移動。現在、思春期の少年、少女がゾンビたちが蹂躙する日本で戦う『エデンプロジェクト』と、はてなブログでネット小説書籍化本の批評ブログ、『そう、それがいいたかった』を更新中。

『せんせーのおよめさんになりたいおんなのこはみ〜んな16さいだよっ?』について

さて、今回紹介する作品はこちら、『せんせーのおよめさんになりたいおんなのこはみ~んな16さいだよっ?』です。

 

あらすじ

 教師を目指す徳田院学園高等部二年の六浦利孝は、一族から優秀な教育者を輩出する徳田院家当主であり義父でもある大五郎から一族入りの条件として試練を課される。しかし利孝の目の前に現れた自称許嫁候補の女の子たち、水無瀬みるく、鳴海ルナ、入江梨恵、辻葛葉、の4人はどう見ても小学生。そして…「この中に1人だけいる合法ロリを見つけるように」だって!?いま、史上最高難度のロリアンルーレットがはじまる!学園カリキュラムで初等部6年1組の教育実習についた利孝が天才幼女たちと戯れる今年度新人賞作品、徹頭徹尾ハピネス&キュートに登場! 

   

  ロリアンルーレットって、パワーワードがスゴイよね。最初は「4人の小学生の中にいる合法ロリをみつけるはなし」について話した後で、「今後、どうなるんだろう?」って話をしましょうか。

 

目次

 

4人の小学生の中にいる合法ロリをみつけるはなし

 主人公は徳田院家の当主であり義父である大五郎からある試験を言い渡されます。それがさ、1週間以内に4人の小学生の中にいる自分の許嫁、16歳の合法ロリをみつけろというものです。なんでも、徳田院家は優秀な教育者を輩出する一族らしく。そこでの家訓に「教え子の真の姿を理解せよ」ってのがあるらしくってさ。見た目に惑わされずに相手の本質を見抜けるかどうかを試すために合法ロリを見つけろって試験らしい。

 バカみたいなはなしじゃん。そのとおりなんだよ。そのバカみたいなはなしを始終主人公も当主のじっちゃんもロリたちもまじめにやっているから面白い。

 試験をやる理由があるからだし。主人公側も、もしこの試験に失敗したら、「16歳未満の幼い子に求婚した」という事実を使って教師になれなくなってしまうっていうデメリットがあるから本気にならざる負えないんですよ。

 こういうさ、特殊な設定によるハーレムってさ。読者がこの状況下でのルールを理解してハーレムを楽しめるようになるまでにページ数と文字数がかかるもんだからさ。基本、1巻が説明巻になりがちなんだけどさ。このシリーズに限ってはその要素が少なくてさ。かなりスムーズにはなしが進んでいきますね。

 しっかり4人のキャラ設定を紹介しつつ、魅力あるキャラとして読者に印象付けています。みんなさ、最初は見た目で少女化と思いきや。それぞれが数学、ゲーム、スポーツ、イラストの分野で天才的な能力を発揮している。個人的にお金を稼いでいてさ。自立しているんですよ。

 しかも、それぞれが主人公は事故による記憶喪失で覚えていないけど、なんらかの深いつながりを持っていることを示唆している。

 これ1冊で面白いライトノベルとして成立していますし、2巻も読みたくなるようにできていますね。

今後どうなるんだろう?

 作品内では1週間のあいだでヒロインたちと交流した主人公がそのなかで誰が合法ロリなのかっていう問題に対してある決断を下してさ。彼女たち4人との交流がこれからも続くよって話になるんだけどさ。2巻が今から気になりますね。なにげに主人公のいった事故の話ってのも詳細がないから気になるし。

 4人のヒロイン、それぞれの主人公との関係も気になりますね。

 たぶんこれから、5巻まではそれぞれの個人間が入ってくるんではないかと思いますんで。そこまでは追って報告していきたいと考えています。

 

 それでは、また次回。

 

 

せんせーのおよめさんになりたいおんなのこはみーんな16さいだよっ? (MF文庫J)

せんせーのおよめさんになりたいおんなのこはみーんな16さいだよっ? (MF文庫J)

 

 

 

せんせーのおよめさんになりたいおんなのこはみーんな16さいだよっ?2 (MF文庫J)

せんせーのおよめさんになりたいおんなのこはみーんな16さいだよっ?2 (MF文庫J)