そう、それが言いたかった

2010年にpixivではじめての処女作、『who are the hero』を投稿する。who are the heroを完結後は小説家になろうに移動。現在、思春期の少年、少女がゾンビたちが蹂躙する日本で戦う『エデンプロジェクト』と、はてなブログでネット小説書籍化本の批評ブログ、『そう、それがいいたかった』を更新中。

『悪役令嬢としてヒロインと婚約者をくっつけようと思うのですが、うまくいきません』について

さて、今回紹介する作品はこちら、『悪役令嬢としてヒロインと婚約者をくっつけようと思うのですが、うまくいきません』です。

あらすじ
転生したのは、前世で途中まで読んだ恋愛小説の悪役令嬢でし た。――婚約破棄? どんとこい!! なぜなら小説の続きが見たいので、その役大歓迎です! だけど悪役令嬢って、なにをすればいいのでしょうか?

小説家になろうで連載中の書籍化作品。ネット小説ではわりと大きなジャンル、悪役令嬢転生ものです。悪役令嬢転生ものは、婚約者から振られて悲惨な運命が待っているって展開をいかに回避するかが話の肝になる場合が多いんですが。

これはすでに婚約者がヒロインの手でオトされていて。ヒロインが気づいてしまえば話が終わってしまう。鈍感な主人公による甘々な恋愛になってます。

読んでて、王道だな〜って思いましたよ。

あまりに鈍感すぎて。最初は悪そうに見えた要くんが可哀想にみえますからね。

それと、ヒロインは〇〇くんと〇〇ちゃんがくっついたら尊いって考えるさ。『私がモテてどうすんだ』の主人公みたいな関係性に萌えるタイプ。

最近、何でか多いですよね。

甘々なシーンが多いし。付き合う前の過程を悪役令嬢をかませることでうまく長引かせてるいい作品です。