そう、それが言いたかった

2010年にpixivではじめての処女作、『who are the hero』を投稿する。who are the heroを完結後は小説家になろうに移動。現在、思春期の少年、少女がゾンビたちが蹂躙する日本で戦う『エデンプロジェクト』と、はてなブログでネット小説書籍化本の批評ブログ、『そう、それがいいたかった』を更新中。

けものフレンズの騒動って、海外にも飛んでるらしいね

#燃える紙飛行機ってタグ知ってますか?
もともと、台湾でつくられたタグらしくってさ。9月30日の19時にさ。一斉に呟くことで。ツィッターのトレンドにのせてさ。今回の騒動を広めようって話なんですよ。

今回の騒動とは、なんのことかと言えばですね。けものフレンズ、監督降板騒動です。

けものフレンズとは、もともとはアプリゲーです。キャラクターデザインはケロロ軍曹で有名な吉崎観音さん。アプリゲーのリリースと同時にアニメ化の企画も動いていてさ。期待されてたんだけどさ。アプリの人気はあまり振るわずサービスを終了する。そんななか、アニメの企画だけが動くことになりました。

とうぜん、誰も期待していなかった。宣伝媒体としてのアプリのサービスが終了した状態での放映。予算も少ないことが1話からもわかった。あの時はだれも思わなかったんですよ。あんな売れるコンテンツになるなんて。

放映されたアニメはとても不思議なものになりました。ジャパリパークという謎の島で目覚めた一人の女の子。その子は自分がだれなのかもわからない。そんな彼女はサバンナに住むフレンズ、サーバルちゃんとともにジャパリパークを旅する。自分が何者かを知るために。

最初はバカにしてる人が、よくわからないって人が多かったですよ。でもさ、見ていくうちにサーバルちゃんやかばんちゃんが通り過ぎていく古びた建物、施設、セルリアンという謎の捕食者。それらが、見ていると僕らを不安にさせるんですよ。ここは人類がいなくなった世界で。かばんちゃんは人類の生き残りかもしれない。今、彼女たちは笑顔だけど、この先は? 2話目、3話目にはどうなっちゃうんだ? ってさ、先へ先へと見ちゃうんですよ。二人の旅の行く末を見守るために。

そうするとさ。人間だからわかる人間の生きた後をさ。ケンカすることもなく、協力して前へ前へと突き進む彼らかざ。僕らには眩しくみえるんだ。そして思うんだよ。ここには人がいない。もういなくなってしまった。そこに残っているのは獣からヒトに変わったフレンズたち。彼女たちの生き様はなんて幸福に満ちているんだろう。僕らのいる世界にはない。本当の愛がここにはあるんだ。

この段階までいくと、気づけば、OPが頭の中に流れるようになってさ。早く続きが見たいって思うようになりますよ。

まあさ、これが売れちゃったんだよね。ブルーディは品薄だし。関連商品は需要と供給が追いつかない。そりゃそうだよ、売れるとは思わなかったんだからさ。

でさ、そうなるとさ。二期を作ろうぜって流れになってさ。僕らも見たかったんだよ。

そしたらさ、9月25日にこんなツイートがあったよ。

Twitterは阿鼻叫喚だよ。なんでなんだ、だれが悪いんだ。とうぜんさ、KADOKAWAさんに矢が向けられる。

今回の件に関してさ。けものフレンズを見てない人は引いてるかもわかんないけどさ。よかったら見てみてください。dアニメストアでも見れますし。TUTAYAにもならんでるでしょう。

いい作品なんですよ。海外にもファンがいるほどね。

でさ、今回の燃える紙飛行機。けものフレンズでは、仲間を助けるための勇敢な行為の象徴なんですよ。でさ、このタグだけでなく、No Tatuki No tanoshiってタグも流行ってる。これは韓国発。

すごい世間的な話題ってわけじゃないけどさ。一部の人らは怒ってるわけなんですよ。