そう、それが言いたかった

2010年にpixivではじめての処女作、『who are the hero』を投稿する。who are the heroを完結後は小説家になろうに移動。現在、思春期の少年、少女がゾンビたちが蹂躙する日本で戦う『エデンプロジェクト』と、はてなブログでネット小説書籍化本の批評ブログ、『そう、それがいいたかった』を更新中。

増えるペルソナ⁉︎ 干物妹うまるちゃんの2期について

干物妹うまるちゃんの2期はじまりましたね。

今回は干物妹うまるちゃんについて一通り紹介した後で2期の見所について語ります。

目次

美少女とマスコットの両立

干物妹うまるちゃんとは、
学校ではスポーツ万能、成績優秀、ピアノだって弾けちゃう完璧美少女うまるちゃん。そんな彼女は家に帰るとダメダメな女の子としてお兄ちゃんに甘えるのであったって話なんだけどさ。

それだけ聞くとさ。モデルの妹がじつはエロゲオタクだった『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』みたいにさ。肉親、あるいは擬似的な兄だからこそ知っている妹の本当の姿、二面性のギャップに萌える作品にみえるんだけどさ。
じつはそれだけじゃないスゴい作品なんだよ。
なんでそう思うかはさ。OPをさ。ちょっと見てもらえばわかります。一期か二期の1話は確かニコニコ動画で見れるんで、ちょっと確認してみてください。

二頭身の女の子が出てきてさ。同じ髪型のさ四頭身の女の子が出てくるやん。これが同一人物。この作品のおもしろいとこはさ。2人の見た目の違う女の子をさ。絵柄を変えることでさ。お兄ちゃんの前で見せるうまるとみんなの前で見せるうまるは違うってのをわかりやすく表現している。

ペルソナを増やしていくうまる

こういうさ、関わる人によって見せるさ。それぞれの違う人格っていうのをペルソナっていうらしいんだけどさ。
このペルソナがさ。話が進むたびにじつはどんどん増えていきます。

ザックリ言って4つだね。

まずさ、うまるちゃんの友達にさ。海老名ちゃんって子がいてさ。この子の前では彼女は1番周りから周知されている優等生としてのキャラを見せます。
でさ、2人の仲が深まるうちにさ。海老名ちゃんはうまるちゃんのお兄さんとも仲良くなってさ。じつは徐々にうまるちゃんがお兄さんに見せる姿ってのをさ。見つけていってるんですよね。

次にさ、切絵ちゃんって子がいてさ。この子は人見知りするタイプでさ。優等生としてのうまるちゃんとは、憧れながらもあまり話さなかったんだけどさ。ある日さ、うまるちゃんが生徒手帳を落としたとかでさ。うまるちゃんの家に行くんだよ。そしたらさ、うまるちゃんは二頭身でダラダラしててさ。切絵ちゃんにその姿を見られる。
するとさ、あまりに見た目が違うからさ。切絵ちゃんはうまるちゃんをうまるちゃんの妹だと思ってさ。これ幸いとうまるちゃんも家モードで切絵ちゃんと話しときはこまるちゃんと名乗るんだよね。でさ、切絵ちゃんはなんだかんだで彼女を師匠と呼ぶようになる。
さらにさ、シルフィーって女の子がいてさ。この子は優等生のうまるちゃんとさ。勉強やスポーツで競い合うさ。うまるちゃんをライバル視する女の子なんだよね。
この子もさ。うまるちゃんが別のペルソナで接することになる。それがさ、とあるゲーム大会の時。うまるちゃんは謎のゲーマー、UMRとして大会に参加するんだよね。するとさ、シルフィーも大会に参加しててさ。
それをきっかけにうまるちゃんはUMRとしてシルフィーと遊ぶようになる。
こんな感じでさ。それぞれのキャラに対してうまるちゃんの見せる表情は違うっていうさ。多面性に萌える物語がさ。一期の魅力だったんですよ。

ついに仲良くなる4人

でさ、二期ではさ。それぞれと別々のペルソナで仲良くなっていたうまるちゃんなんだけどさ。今回、二期の1話でついに優等生のうまるの姿でさ。
球技大会の後で、4人を誘って下校したことでさ。これから4人が仲良くなった話をするよってのが今回大事なんですよ。
この後のいろんな展開。それぞれの前で見せたペルソナの話を継続させながら、優等生の姿で4人と仲良くなるうまるちゃんの話がさ。アニメだとどうなるか気になってるからさ。今期、最後まで追っかけるアニメの1つです。

一巻です↓

二期の1話はこちらです↓