さっき、コミケ童話全集を読みました。
面白いですよ。コミケの話を童話風にやった話でさ。作者さんのツィッターやpixivでも読める。
最近、多いですよね。こういう短くてクスリと笑える漫画がネットで受けて書籍化されるって流れ。腐男子社長とか、日常バグ報告とか、戦国コミケとか。
コンテンツが無料化されていく昨今。お金よりも時間が重要視されていて。だからこそ、スナック感覚で楽しめる短編の漫画が好まれる傾向にある気がしますね。
ただ、じつはこの短編集ってのが意外と深みがあったりする。世界観がつながってたり。全体として大きなテーマがあったりね。
ちょっと一口のつもりが一袋パクパクいってしまう場合はかなりあってさ。そうなると、漫画の飢えに際限はないわけだからもっと続きをとかなっちゃうわけよ。
コミケ童話もそういう魅力はありますよね。Twitterで全部読んだのにさ。ラブコメヤクザとか石油王とか桃太郎とかかぐやのよさみが凄くてさ。つい買っちゃったよ。
追加の40ページ。ぜんぶよかったですよ。かぐや姫のオチがよかった。
あと、大きなかぶからの冬コミ当日で今までの話が一つの世界観に収束する流れはよかったです。