さて、今回紹介する作品はこちら、『もしも高度に発達したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら』です。
あらすじ
冴えない営業・結城宏が入手したフルダイブRPG「極クエスト」。現実味あふれる世界描写、自然なNPCの挙動、膨大な五感フィードバック、すべてが一級の出来映えだった。そう、クリアするのが不可能なほどの超絶エクストリーム難易度を誇る極まったクソゲー、ということ以外は。なぜか攻略に熱心なゲームショップ店員の如月レオナとともに、この極クソゲーを攻略せよ!
『この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる (カドカワBOOKS)』の作者、土日月さんの作品です。
タイトルの通りクソゲーなフルダイブRPGの話です。冴えない営業の結城宏は、美人女性店員、如月レオナに唆されて、フルダイブRPG極クエストを購入する。
しかし、そのゲームは現実の肉体がゲームに影響する理不尽すぎる難易度のクソゲーだった。
面白いですよ。
ゲームでの経験が現実にフィードバックされるストーリーラインは、映画ドラえもん のび太と夢幻三銃士を思い出す。
ゲーム世界でのキャラクター、アリシアとミザリサも可愛いね。続編があったらぜひとも読みたい。
正ヒロインだけは少し残念すぎるところがあった気がしたが、これは好みの問題かな。
慎重勇者が好きな人にはオススメです。