メガマインドを観ました。
コードネームUNCLEを観ました
コードネームUNCLEを観ました。
俺らもリア充もリア獣も出る! ジュラシックワールドを観たよ!
夏の映画、何を観ましたか?
今年は面白い映画が豊作でしたね。
『インサイドヘッド』『バケモノの子』『進撃の巨人』『HEROS』
有名な監督、スタジオ、原作、ドラマ。公開されれば必ず観る人が出るであろうビックタイトルばかりです。
そんな彼らが公開日をズラして、正面から戦うのを避けてきた作品がある。それが『ジュラシックワールド』です。
誰もが心を揺さぶられる映画でした。
とにかく、シーンがスゴイ!
20年の沈黙を経てついに完成したジュラシックワールド。
広大な大自然のなかで動く恐竜。それが間近で見られる。
ふれあい広場では子供が草食恐竜に乗り、フードコートには世界中のレストランが。
まさに、夢の遊園地なんですよ。
そんな遊園地のなかでですねスゴイつまらなそうにしている憎たらしいガキが出てくるんですよ。その名はザック・ミッチェル。映画の中で主役ともいえる二人の兄弟の兄の方です。
ジュラシックワールドの前半の見所はあのつまんなそうにしているザックです。
たとえばさ! 兄弟がはじめてジュラシックワールドに着いた時。弟のグレイは恐竜が好きだから目をキラキラさせてウンチクを語りながら、これからのことを楽しみにしているんだよ。
一方、兄のヤツがさ。つまんなそうな顔をして生返事をしながら島とは別の方向を見ているんだよ。何を見てんのかな、と思った次の瞬間に二人組の美女のシーンがドアップで映る。
そう、こいつはさ。ついに開園した。俺たちが観たくてずっと待っていたジュラシックワールドを前にして、女の方に目がいってんだよ。
このやりとり、数えてないけど3回くらいあったよ。弟が恐竜見ている時に、女に目が行く兄の図がさ!
思い返すとさ。冒頭の時点でコイツはいけすかないヤツだったんだよ。冒頭でジュラシックワールド行くために、車に乗るぞってシーンがあってさ。弟が楽しそうに荷物を積み込んでいる時にさ。この兄はさ。車の前で女と抱き合ってさみしくなるわ、なあにすぐ戻ってくるさ、みたいなやりとりをやってんだよ。
そんで車の中でつまんなそうな顔をすんだよ。
こういうヤツをさ、じつは俺たちは映画を観る前に何度も見ているんだ。もしかしたら、君の隣にもいたかもしてない。
そう、コイツはね。彼女を連れて話題の映画を観に来たリア充にそっくりなんだよ。
映画館には、二種類の人間がいます。一人は恐竜が観たくて、あるいは面白い映画が観たくて来た俺らのような人間。もう一人は彼女づれのリア充。
この俺らの代表がグレイで、リア充の代表がザックです。
そう考えると、冒頭のシーンも意味があるんです。あの恐竜を見るのが楽しみで仕方のないグレイと、車の前で彼女との別れを惜しんでいちゃつくザック。あれは映画を観る前の俺らと彼らです。
映画ってのは、女と来たって意味がないんです。あんな暗いところになんで二人で来るんです。物語の世界に入ってしまえば、結局一人になっちゃうんですよ。すくなくとも映画が始まっている間は。
ザックが冒頭で彼女に言う「たったの二週間さ」ってセリフの意味はさ。つまるところ、映画なんてたったの二時間さって意味なんだよ。
デートの雰囲気を盛り上げるために話題の映画を観に来たけど、恐竜なんて興味ないしな。でも、たったの二時間だ。その後でラブホにでも行ってよっこらしようってアイツらは考えて映画館に来てんだよ!
その辺を踏まえた上で俺の好きなシーンがモササウロス初登場のシーン。
水族館のイルカショーみたいなところで、モササウロスのショーを観に来たグレイとザック。グレイは期待した様子でこれから出てくるモササウロスにワクワクし。ザックはスマホでやっぱり彼女の写真をみてにやにやしてやがる。
そんななかで、クレーンで吊らされたサメの死体がモササウロスがいるであろうプールの上に垂らされる。モササウロスを水中から出すためのえさですね。
ザバァンと音を立てて出てくる巨大な水龍。作中で一番大きい恐竜らしいですよ。弟もキラキラした目で喜ぶし。兄もスマホから目を離して笑顔になって、スゴイね、て弟を顔を見合わせるんですよ。
監督もわかってたんですね。どんな理由で映画館に来たとしても、このシーンを観れば誰もがこの映画から目を離せなくなるって。
あの後から、確実に弟より兄のほうが積極的にジュラシックワールドを楽しもうと行動しているシーンが増えます。この辺の流れは子供の付き添いでディズニーランドに来たお父さんをみているかのようですよ。
こっから、インドミナスが出て、主役のオーウェンが活躍しだして、とどんどん面白くなるわけですが。そこはぜひ映画を見ていただきたい。まだ映画が始まってから三〇分しかたっていませんから、こっからが面白いんです。
ぜひ、ウォッチしてください!
なんちゅうもんみせんだ! がっこうぐらしに気をつけろ(ネタバレあり)
テレビには、今期も新たなアニメが生れている。
だれがアニメをみはるのか。だれがアニメをウォッチするのか。
にわかアニオタ、神島竜が今立ちあがる。
惰性の習慣アニメブログ。つまりこういうことがいいたかった。
さて、週間ではありませんが習慣でみるアニメをおもいつきでおもいっきり評価するこのブログ。今回紹介するアニメはこのアニメ、『がっこうぐらし』
一週間でネットを震撼させた恐怖の日常アニメ『がっこうぐらし』。学校でサバイバル生活を送る部活「学園生活部」に所属するゆき、くるみ、りーさん、みーくんの4人のかわいくてたのしいがっこうぐらしをゆるりとお送りする日常アニメ……だと思っていた時期が僕にもありました。
アニメ1話 ↓ネタバレ注意
しかぁし! その正体はゾンビがはびこる世界で学園に立てこもらざるおえない、がっこうぐらしせざるおえない日常を描いた恐怖のアニメなのだ。
ちくしょう! だまされた! と思った方が何億人いたことでしょう!
原作読んだ人とか、ニトロプラスを知ってる人とか、ゾンビ映画に耐性がある人は置いといて、やっぱだまされませんかこれ!
俺はだまされたよ! なんちゅうもんみせんだと頭を抱えましたよ!
「なんだかがっこうがたのしい!」とか典型的な楽観主義者の主人公が日常の学園生活を語りながら、「なかでもわたしがすきなのは……」と言って学園生活部の看板を見せる。そこで可愛さ満点のOPがドーン! と来てからのわいわいがやがやの食事シーン。さらに逃げ出した犬を追いかけがっこうをバタバタ。やっと犬をみつけてもうにげちゃダメだよ、とオチがついたと思ったら。最後の最後で忘れ物したとかで主人公が教室に戻ってさ。犬耳が似合いそうなかわいい後輩系女子が心配だと主人公のとこにいったらさ。視点が後輩の視点に変わって、映し出された映像が荒廃した教室で、一人でトークする主人公。そして、外に映し出されたのがゾンビ。
絶望的な状況のなかで、「あっ、窓があいてる(`・ω・´)」
近づいて窓を閉める主人公、ゾンビを見降ろして「これでよし( ^ω^) 」
怖ぇぇよ!
窓がボロボロで意味ないじゃん、とか。近づいたらさすがに見えるだろ、とか。
いろいろつっこみどころがあるけれど、とにかく怖ぇぇよ!
そんなこんなで、日常アニメを期待した俺らのハートをぶち壊してくれたアニメなわけなのですが、ひとによってはだからなに? と思う方もいるでしょう。
そんなやりかた一発ネタじゃないの? 1話以降が面白くなるのって?
あえてみなさんに宣言したい。
YESだと! 確実にこのアニメは今期最高のアニメになることを保障しましょう!
自由奔放で前向きなゆきと、マジメな後輩系女子みーくんの二人を出して、これは日常ものだよ、と押し出した時点でこの作品は勝っているのです。
この組み合わせは、けいおんの唯とあずにゃんの組み合わせと同じです。
がっこうぐらしは、この二人を主人公にしたダブルヒロインの話になるでしょう。
こっから先は原作の話もちょっと含むので注意してください。
原作のネタばれ注意↓
みーくん、直樹美紀は2年生の女の子。じつは学校の外で一人、ゾンビから逃げながら生きていたところを主人公たちに保護される、後からはいってくるキャラクターです。このすでにできているコミュニティに後からはいってきたというのが大事なんです。
入部したばかりの後輩である彼女は、主人公の学園生活部を奇異に感じる読者の視点に近い存在です。
これはあずにゃんにも言えることで、あずにゃんも外から新しくコミュニティにはいる後輩です。だから彼女は放課後にティータイムを楽しむ先輩にマジメにやってくださいと言います。
僕たちは学校や会社などの空間のなかにある一定の人数でできたコミュニティを形成します。そのコミュニティは時間がたてば、かならず他のコミュニティと違う部分ができ、ガラバコス化します。
あずにゃんとみーくんのような後輩キャラの役割は、そのコミュニティのガラバコス化した部分に対してのツッコミです。外の世界とコミュニティにできているルールの歪みを正そうと動くことでコミュニティに波乱と変化が生れるのです。
みーくんは学園生活部の歪みを指摘します。ゆきはこのまま現実逃避していてはいけないんじゃないか、周囲の仲間がそれに合わせているのはダメなのではないか、その状況が共依存になっているんじゃないか、と部内の仲間に問うのです。
みーくんの考えに僕らは共感します。
アニメだとかなりマイルドになっていますけど、漫画だと彼女の行動に狂気を感じますし、場合によってはイラだつ時があります。
遠足の時に、もうだれもいないはずの友人の家で、せっかくだからおかあさんに顔を見せに行ってきなよ、とか仲間に言ったときには何言ってんだコイツとか思いましたよ。読者っが心の中でうすうす思ってるけど、すでにそれが当たり前になっているコミュニティで唯一読者のもやもやを明らかにできるのが後輩キャラなんです。
でもですね、そう思うんですけど。だんだん、みーくんが先輩の考えを理解して感化されるにつれて、僕たちもそんなことないかなと思うようになっちゃうんですよ!
1話で視聴者に衝撃を与えた主人公、ゆき。彼女はゾンビから逃げ、学校で生活している今の状況を部活動だと思い込むことで、精神の均衡を保っている女の子です。
彼女は精神異常でゾンビが見えない楽しい学園生活が続いているとおもいこんでいる女の子なんですが、原作ではゆきに彼女はふりをしているのではないか、とうたがわれています。
しかし、話が進むにつれて、彼女はみんなのためにそうしてるんだとおもうようになるんですよ。ゾンビから隠れなきゃいけない現実に対して、それを忘れて楽しく遊ぼうとみんなに呼びかけることで悲惨な状況の中でも楽しい日常を守ろうとしている姿をいじらしく思ってしまうんですよ。
これはですね、ただ怖いだけじゃない。人としての強さみたいなものをかんじさせてくれます。
つらい日々の中で、ほんのひとときの楽しい日常を大事にする。
僕たちは、彼女とおなじようなことを大なり小なりやっています。
学校でつらいことがあった日に放課後で友達と遊んだり、
会社で残業した後で、朝にビールを一杯飲んだり、
人生ってのは、どんな大変なことがあっても、たのしいあそびというのをそのなかでみつけて生きていかなきゃいけないものです。
それががっこうぐらしのテーマです。
だから、彼女たちに頑張れと言いたくなりますよ。泣けますよ。面白いですよ。
と、俺らと彼女は同じなんだよ、という結論にたどり着いたわけなのですが、こんなことを考えるかたもいるかもしれません。
感情移入したいんだったら、男の子でよくない? って。
けいおんだって、男の子が演奏する部活でいいし。がっこうぐらしもゾンビに怯える男の子の話でもなりたったんじゃないかって。
そんなことないからね! それやったら台無しだからね!
感情移入すると言ったってですよ。いい感じの距離感ってのがあるんですよ!
ラブライブの時に言ったように、けいおんは、同性の友達とだらだらとこんな日常を送ったと共感できるアニメです。それが漫画研究部などのオタクっぽい部活でないのは俺らに近づけすぎると、逆にげんなりするからです。お菓子を食べながら時々ギターを鳴らすプロを目指しているわけではないけど楽しいからやるゆるい部活を舞台にしているから、かわいいな、と思いながら共感できるんです。
それがですよ、ムサい男同士のけいおん部の話になってみてください。
彼女もいずに音楽やってるって話が急に酷な話に感じるし、かといって、彼女いたりモテてたりしたら絶対共感できませんよ。
さらにですよ、がっこうぐらしの登場人物が全員男で。
その男どもがゾンビを見て、「もうやだよぉぉ……いやだよぉぉぉ」とか言ったところを想像してみてください。ゲンナリしますよ。見るんじゃなかったと思いますよ。
そういうげんなり感を味わいたかったら、『アイアムヒーロー』を読めばいいんです。
あれはかわいい女の子だから「可愛そう」とか言って面白いと思えるんですよ。
以上、言いたいこと言いまくりましたけど、『がっこうぐらし』、漫画もアニメもオススメなのでぜひウォッチしてください!
ガッチャマンクラウズ見ようよ! ※ネタバレ注意
テレビには、今期も新たなアニメが生れている。
だれがアニメをみはるのか。だれがアニメをウォッチするのか。
にわかアニオタ、神島竜が今立ちあがる。
惰性の習慣アニメブログ。つまりこういうことがいいたかった。
さて、週間ではありませんが習慣でみるアニメをおもいつきでおもいっきり評価するこのブログ。今回紹介するアニメはこのアニメ、『ガッチャマンクラウズ』。
この作品は、タツノコプロの看板アニメのひとつ、『科学忍者隊ガッチャマン』のリメイク作品です。手帳を偏愛する華の女子高生、一之瀬はじめは、ガッチャマンの指導者JJからNOTEを授かりGメンバーの一員となる。彼女はGメンバーの先輩である橘清音(たちばなすがね)とともに人を襲うMESSと戦うのだが、初戦で彼女はMESSとの戦いに疑問を持ち、なんとMESSと戦う清音を妨害してMESSを逃がしてしまう。独断専行の彼女の真意とはいったい……というところまでが一話と二話のさいしょあたりの筋書きです。
まずみなさんにお伝えしたいことは、このアニメを一話で切ってはいけないということである。二話みてください、三話みてください、できることなら四話までみていただきたい。ここまでみればわかるから!
なんといっても一之瀬ちゃんがかわいい! 声優、内田真礼のボクっ娘! この時点でかわいいでしょ! 真面目な先輩を困らせるボクっ娘後輩系超人女子。途中途中の自作の歌もかわいいね。「Yってなんだっけ~♪」の歌は何回でもリピートできちゃう。
ただかわいいだけじゃない。チャラいアホの子のようで、じつはいろいろ考えているマジメな女の子。二話、三話、みていけばそこがわかっていきます。
従来のガッチャマンにはないであろう世界観も魅力です。舞台はギャラックスーというtwitterやfacebookのいいとこどりをしたソーシャルネットワークが一般化されている未来。三話、四話にはその世界観の魅力が詰まっています。
ここまで語ると斬新なストーリーのように感じるんですけど、意外と王道にものっかっています。たとえば、この作品はドラマ『HERO』と同じなんです。
『HERO』はキムタク主演の検察官のドラマです。このドラマは大雑把に言えば、検察という本来お堅い職場に、ジャッケットを羽織って現場に出向く破天荒な男が周囲をひっぱりまわす話です。
どちらも規則に縛られる集団の中で異端なキャラが活躍する話です、似てるだけと言われればそれまでですが、問題はこういう話のどこがおもしろいのかということです。
『HERO』には忘れてはいけないキャラが二人います。一人はキムタクが演じる久利生公平、もう一人が松たか子が演じる雨宮舞子です。このドラマは二人の関係によってできているといっても過言ではありません。雨宮は型破りな久利生に振り回されながらも、彼の事件に対する真摯な姿勢に感化され徐々に成長して行きます。
彼女は検事というお堅い職場の代表です。彼女が振り回されれば、職場の仲間も振り回されますし、彼女が成長する頃には職場も変化して一つの大きな事件に一丸となって取り組みます。
一つの流れに沿ってルーチンワークを繰り返す職場が一人の新参者によってかわっていきやがて大きな結果をのこす。ここに僕たちはカタルシスを感じるんです。
この流れは、『派遣の品格』『半沢直樹』にもあります。僕たちの心のねっこにあるおもしろいと思えるベタな展開なんです。
僕たちはまずこの型破りな新参者に憧れます。だれもが新参者になったことがあるからです。
思い出してもみてください。学校に入学した初日、新入社員となったあの日、新しい町に引っ越して不安と期待でワクワクしたあの時。だれもが彼らのような新参者になったことがあるのです。その時に、あなたは久利生のように生きた事はありますか。周囲のルールを無視して、自分の考えを通そうとしましたか?
そんなことないでしょう、まわりの暗黙のルールを理解しながら、徐々に自分の身の置き所を作っていったはずです。
最終的には、雨宮のように多少の個性はあっても型どおりの人間になります。僕たちは彼女か彼女の周囲の職場の誰かに共感するでしょう。
そこに生意気な新参者が自分の考えで周囲をひっかきまわし、事件を解決します。そこに僕たちは溜飲を下げるんです。なんだかんだで僕たちは集団の中でなにもできず、何も変わらない自分たちに不安や不満を抱えているものです。だから新参者が「それっておかしいっスよ。先輩」と言って勝手なことをしてそれでホントに解決できちゃうところに面白さを感じるんです。
ガッチャマンクラウズもこういう話なんですよ。だから面白いんです! だって、ヒットするドラマで何度もやってるパターンですよ!
もちろん、これが好きならこの話も面白いとおもいますよ、という陳腐でチープでちんぷんかんな話で終わらせるつもりは毛頭ありません。『ガッチャマンクラウズ』の面白さはストーリーの展開だけじゃない。この作品は『HERO』という大衆的な話の定番と同じ流れをもっているが、これは大衆のものではなく俺らのアニメだ。深夜にやっている俺らの愛すべきキャラが愛くるしい暴走で、俺らの抱える問題に哀、苦しみながら悠然と立ち向かう深夜アニメなんだ。
その問題のカギを握るのがベルク・カッツェと爾乃美家累です。
爾乃美家累、ここではルイくんと呼びます。ルイくんはすごいんですよ。彼はこの世界でとあるソーシャルネットワークと人工知能をつくっています。それがギャラックスと総裁Xです。
ギャラックスはtwitterとfacebookのいいとこどりです。利用者の個人情報、つぶやき、を人工知能の総裁Xが管理、整理しながら問題解決に役立てるものです。
これの面白いところは、その問題解決が利用者の手で行われているということです。たとえば、利用者Aが総裁Xに隣の騒音について相談します。すると総裁Xは弁護士の資格を持つ利用者Bを探し出し、彼にミッションの形で利用者Aの相談に乗らせ、問題を解決します。解決すると、利用者Bは総裁Xからポイントがもらえます。
多くの人がこれを利用することで相互に助け合う社会ができるわけです。もちろん、これに疑心感を持つ人もいます。ここらへんの設定は三話と四話で詳しく説明してあるので、ぜひそこまで見てほしいなあ。
さらに、ルイくんはベルク・カッツェからとある能力をもらっています。能力は人の魂を実体化させる力。実体化された魂は車を軽々と持ち上げるほどの異業の怪物でクラウズと呼ばれています。彼はこの力でハンドレットを組織します。彼はハンドレットのメンバーにクラウズの使用を許可し、問題の解決に当たっています。クラウズはルイくんの一存がなければ発動せず、ハンドレットの中の何人かはそのことに反感をもっています。
彼は、クラウズとギャラックス、総裁Xさえあればガッチャマンはいらないと言います。このへんで予想できるんことですけど、そんなことないんですね。このみっつの仕組みが後に暴走することになります。その暴走のひきがねを引くのがカッツェです。
カッツェは宇宙の星々を滅ぼしてまわる悪役です。キスをした相手に変身する能力を持ち、さまざまな人物に変身して集団を暴徒に変え滅亡への道を扇動します。彼はこの能力でルイくんに化けて総裁X を操作し、ハンドレッドのメンバーにクラウズを与え、暴徒に変えるのです。
暴走するクラウズたち、それに立ち向かうGメンバー。僕が好きなのはここまでの話の後の話です。この暴走するクラウズ達に対する決着のつけかたがホントにおもしろかった。
これに関してはあえて語りません。ぜひ見ていただきたい。
ふつうだったら、ここでガッチャマンたちがクラウズと戦って勝っちゃって、やっぱ世界にはガッチャマンが必要だよね、って展開じゃないからね!
その語れない部分こそが僕がこのアニメが俺らのアニメだと言いたいところなんですよ。
今なら、バンダイチャンネルで配信されています。月額1080円です。1080円で見れるなら安いでしょう。今月中に登録して、ガッチャマン全部見たらすぐに解約していいですからぜひウォッチしていただきたい。
バンダイチャンネルのURLはこちらです↓
さらにです! ガッチャマンクラウズ、今月の5日から二期やります。
それもぜひウォッチしてください!
番組公式のURLはこちらです↓
http://www.ntv.co.jp/GC_insight/
ラブライブ観たよ!(ネタバレあり)
3年生の卒業と同時に活動をおしまいにすることを決めたミューズは、卒業式の直後に届いた知らせを受けて、ニューヨークでライブをすることに! 今、彼女たちの最後のラブライブが幕を開ける!
『平成ライダー対昭和ライダー仮面ライダー大戦』について
いつのまにか、仮面ライダーが守る範囲ってせまくなった気がする。
昨日から『平成ライダー対昭和ライダー仮面ライダー大戦』が劇場で公開されています。CMを観た時おどろきましたよ。しょっぱなから仮面ライダー1号の本郷猛が鎧武にむかって、「おまえのようなひよっこをライダーとは認めん!」って言いだしますからね。何事かと思いますよ。まだ観ていないんですが、なぜ本郷武が鎧武にそんなことを言うのか、気になるばかりです。
それでですね、今朝、その映画の宣伝もかねてなのか、スーパー戦隊トッキュージャーと鎧武のコラボが行われていて、ちょっと観ていたんですよ。
話の内容としては、トッキュージャーが鎧武のいる街にやってきて、そこに現れる地下帝国バダンの怪人と戦うというものです。それでそのとき、疑問におもったことがあるんです。それはですね、
仮面ライダーって守る範囲がだんだんせまくなっていないか? というものです。
たとえば仮面ライダー鎧武って、あくまで沢芽市の危機だけを守っていて、あの市から外に出ていませんよね。
逆に、むかしの仮面ライダー1号や2号って、北は北海道、南は沖縄まで、けっこう遠くまで足を運んで怪人と戦っていたことが多かった気がするんですよ。
僕は仮面ライダーは響からみはじめたんですが、たぶん仮面ライダーWあたりからはじまっているとおもうんですよね。あの作品も風都っていう狭い範囲を守っているじゃないですか。
仮面ライダーOOOでも、昭和ライダーを意識したバッタのヤミーが出てくる回で主人公は、自分は両手をひろげた範囲のひとを救いたい、と昭和ライダーを否定するようなことを言っています。
さらにその次のフォーゼも学園もので、やはり学校内での話にとどまっているんですよね。
残念ながら、仮面ライダーウィザードは最後までみていないし、ちょっとこの流れの例外になっている気はするんですけど、確実に昭和ライダーと比べると守る範囲が狭くなっている気がするんですよね。
そういうことを考えると、誰にも褒められずに、怪人を倒しにいろんな地域に出向いて怪人を倒す昭和ライダーと一つの街にとどまってそこで仲間を守り、周囲と仲良くやっている平成ライダーという図がボクの頭の中に浮かぶんで、自分が本郷武だったらおなじことを言いたくなると思いました。
「おまえのようなひよっこをライダーとは認めん!」とね。
もう食べれないそばめしふりかけは子供時代のご馳走だった
むかし、そばめしふりかけってのが大好きだったな。アメリカの牛肉の輸入停止の時に消えてしまったけど。あれはおいしかった。
— 神島竜@小説家になろう (@kamizimaryu1026) 2014年3月28日
何を食べるのもはじめてだったあの頃、子供にとってはごちそうと呼べるものがいくつかありました。
なぜか家ではたまにしか出なかったなめこの味噌汁。台湾に住んでいた頃は時々しか買えなかった特濃ミルク8.2。友達の家でしか食べられなかったコアラのマーチ。
そういう子供の頃のごちそうは今あらためて食べるとそうでもなく、おいしいけどなにか違う、と思ってしまうものです。でもそれは気のせいで、ただ食べ慣れてしまっただけなんですよね。大人になって、ふだん食べられなかったものが簡単に食べられるようになったその瞬間に、子供時代の幻想は消えちゃうんです。
そうやってボクのなかにもたくさんの子供時代のごちそうが消えていっているんですが、ひとつだけ、まだ幻想のままになって記憶の中に残っているごちそうがあるんです。それが永谷園のそばめしふりかけです。
小学生の時は衝撃的でした。ご飯の上にかけて、かき混ぜるとやわらかいそばと小さなお肉が混ざってこれがなかなかうまいんですよ。ボクの小学校は昼食が弁当なんですけど、当時、あのふりかけをもってきたヒトはヒーローでしたね。
大げさだと思うかもしれませんけど、これが違うんですよ。当時はですね、父の仕事の都合で台湾のほうにいたので、その時、日本で売られているふりかけは祖父母から送ってもらわない限り手に入らなかったんですよ。
だからこそ、あれはボクにとって子供時代のごちそうになれたわけです。
それじゃあ、今なら食べられるのか? そうは問屋がおろさないんですよ。
あれは小学校4年か5年の時だったんでしょう。あのふりかけは突如、日本のスーパーから消えたんです。これは小学生の間でやりとりされたヒトからヒトへの又聞くきによる信憑性の薄い情報なんですけど、ちょうどこの時アメリカの牛からBSEのうたがいがあるからってので輸入を停止しまして、それが理由で出さなくなったらしいんですよね。
中学までは吉野家の牛丼のように復活してくれることを期待したんですが、結局、出てこないまま、昨日、思いだしてついつぶやいてしまったんですよ。
ああ、そばめしふりかけ、また食べたいな。
「ブログはじめてみようかな」
ブログはじめてみようかな。
— 神島竜 (@kamizimaryu1026) 2014, 3月 25
というわけで、今日からブログをはじめてみました。
なぜはじめたくなったかと言いますと、140字以上の長い文で書きたいとおもうようになったからです。
ふだんtwitter(ツィッター)っという140文字以内のつぶやきに近い文を投稿して交流できるサイトをよく利用していまして、そのtwitterで映画やアニメなどの感想を投稿しています。twitterの場合、少し熱がこもっちゃうと感想が長くなって、2回や3回にわたる日記を書こうとしちゃう時があるんですよ。そうなると、つぶやきじゃなくなっちゃうから、そろそろ長文でなにか発信できる媒体が欲しいなと考えていたんです。そこではじめたのがこのブログです。
更新頻度は不定期になる予定です。明日急に書くかもしれませんし、数ヵ月後まで書かないかもしれません。なにか書いたら、twitterのほうでこちらのブログのURLとタイトルをつけたものをつぶやきますので、みつけたら時々読んで下さるとうれしいです。
あと、映画やアニメ、ドラマの話をするときはネタばれをしてしまうことがよくあります。そういうときは目立つようにタイトルに※ネタばれ注意 と書いておきますので、確認したうえで読んで下さるとたすかります。
それでは、今日からよろしくおねがいします。