そう、それが言いたかった

2010年にpixivではじめての処女作、『who are the hero』を投稿する。who are the heroを完結後は小説家になろうに移動。現在、思春期の少年、少女がゾンビたちが蹂躙する日本で戦う『エデンプロジェクト』と、はてなブログでネット小説書籍化本の批評ブログ、『そう、それがいいたかった』を更新中。

ヤングサンデーの主題歌、君はエイリアンについて

 今日は山田玲司のヤングサンデーのOPのはなしをします。

 

 山田玲司のヤングサンデー。漫画家、山田玲司先生がニコニコ生放送でやっている番組の名前です。

 

 その番組ですね。OPがあるんですよ。 タイトルが君はエイリアン。視聴者の公募で選ばれた曲なんでいいんですよ。

 

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 単調な音かと思ったら聞き応えがあってさ。じつはよく聞くと、山田玲司先生が公募の際に挙げたレディーガガのさいしょのイントロに近いものもいいんだけどさ。

 

  歌詞がさ。好きなんですよ。

 

 さいしょ、つぎの歌詞が流れるんですよ。

 

 ぼく、ロックンロールがだいすき。

 サタデーナイト インザモーシピッツ。

 

 ぼくはロックンロールがだいすきなんだと曲の主人公は言ってさ。土曜の夜だったんだよね。インザモーシピッツってのがさ。インザモーニングとスピッツを足したものだと思うんだよ。

 

 つまりさ、土曜の夜に、ロックンロールが好きだと言ってさ。それから、朝になった時のぼくの魂。魂がさ、こう言ったんだよ。

 

 なんでなんだ。

 UFOにのっかった。

 

 土曜の夜に、ロックンロールが好きと言ってさ。その次の日の朝にさ。なんでなんだ。UFOにのっかったような気分にさ。主人公なっちゃったんだよ。

 

 土曜の夜に、彼になにがあったってはなしじゃん。そのなにかを考えるとさ。泣けてくんだよね。

 

 土曜の夜にさ。誰かと話してたと。それで、ぼく、ロックンロールがだいすきと言ったんだよ。そのあとさ、君はエイリアンだって、前提でさ。違う星でさ。優しいガイドにさ。キミのことを教えてもらったわけじゃないですか。

 

 キミって、基本は女性でさ。君が代のこととかかも考えるとさ。十中八九さ。主人公のぼくはキミのことが好きじゃないですが。このキミとさ。土曜の夜のことが関係ないはずなくてさ。

 

 絶対、主人公の僕は、好きなキミにさ。ロックンロールが好きなんだってさ。飲み会なのか。デートなのか。わからないけとさ。たぶんそう言ってさ、ロックンロールのことを話したと思うんだよ。

 

 で、その彼女はさ。ロックンロールのこと好きじゃなくてさ。彼の話すミュージシャンのことも、ロックのこともわかんなくてさ。飲み会の席が盛り上がらなかった。デートが失敗したかしたんじゃないかな。

 

 だからさ、君はエイリアンなんだ、と絶望しちゃうんだよ。エイリアンって、よっぽどだよ。話す内容がわからないだけじゃない。文化も考えも違う。なにもわからないブラックホール。文化系の彼からしたら、とつぜん宇宙に放り込まれたように。UFOにのっかったって思うような寂しさを感じたんだよ。

 

 たぶん二人の間にはさ。アスカとシンジなみの違いがあってさ。アニメならなんとかなるけど。現実だと絶望的な違いなんだよ。

 

 なんでなんだ。どうすりゃいいんだって思うよ。ここでふつうの人ならさ。ウジウジすんな。ぶつかれって言うかもしんないけどさ。

 

 俺としてはさ。ちょっと離れて様子みてもいいと思うんだよ。つまりさ、違う星でさ。優しいガイドにさ。彼女のことを軽く教えてもらってからさ。君はエイリアンなんだってとこからさ。マジメなエイリアンなんだねってとこまでメンタルを回復させてからでもいいと思うんだよ。

 

 この違う星がさ。ヤングサンデー。

 優しいガイドがさ。山田玲司先生だよ。

 

 そう考えるとさ。いいOPだな〜って、ホント思う。ヤングサンデーさ。今度、新しいOPになるらしいからさ。それだけは言いたかったんだよ。

 

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