ついに発売しました。乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまったの五巻です。
待ってましたよ!
俺、これの続き楽しみにしてたんですよ。
この作品は、前世の記憶を思い出し、乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまったことに気づいたカタリナが、自身の破滅フラグを回避するために農業に精を出したり、義弟を可愛がったりする話で、それがなぜか破滅どころか、みんなに好かれる展開になるってはなしです。
以前、悪役令嬢後宮物語が元祖悪役令嬢ものだと紹介したじゃないですか。たぶんですけどね、乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまったは悪役令嬢ものをギャグ全開でやる流れをつくった作品のひとつだと思います。
今回は短篇集でさ。なんと漫画もいつもより多めに乗ってるんですよ。なんでかなって思ったらさ。8月にゼロサムでマンガ版を連載するらしいですね。今から楽しみですよ。
短篇は時系列はバラバラいろんな場面での話と話の間ですね。ニコル、アラン、キースのそれぞれを主人公にした短篇、もよかったですし、カタリナのお母さん、トム爺さんなどの名前だけ出てあまり活躍してなかったモブキャラを中心に据えた話が読めたのもよかったです。
続刊も楽しみにしています。