そう、それが言いたかった

2010年にpixivではじめての処女作、『who are the hero』を投稿する。who are the heroを完結後は小説家になろうに移動。現在、思春期の少年、少女がゾンビたちが蹂躙する日本で戦う『エデンプロジェクト』と、はてなブログでネット小説書籍化本の批評ブログ、『そう、それがいいたかった』を更新中。

エピソードを重ねるたびに深まる思い入れ 140話でも見るべきプリパラの魅力

 さて、引き続きプリパラの魅力について語ります。今回は曲の魅力。

 

 プリパラの魅力は、1話につき、必ず一回ははいるCGによるライブシーンにあります。可愛い女の子のダンス、チームの絆やキャラの物語を象徴するメイキングドラマ、輝くサイリウムコーデ。後、3期では神アイドルライブも魅力の一つでした。

 

 じつはニコニコ動画やユーチューブで、プリパラを検索してみると。ライブ動画だけ見ることはできます。

 

 しかし、それではもったいない。プリパラはストーリーを噛み締めながら、キャラの成長を加味したうえで、ライブを見たほうがいいです。

 

 ぶっちゃけるとさ、アイマスやラブライブに比べたら、出てくるキャラ数と話数にしては登場する曲数が少ない。

 同じ曲が何回も出たりします。

 でも、それでいいし。それがいいんです。

 

 プリパラはですね。話が進めば進むほど。キャラに愛着が増せば増すほど、同じ曲が流れているはずなのに。感じ方が変わるんですね。

 

 たとえば一話から流れてるMake itとかいいんですよ。一話で、らあらがライブする時にさ。彼女、前奏の時に少し慌ててるんですね。でもやらなきゃって思ってさ。覚悟を決めた瞬間に歌が入るんですよ。

 

オシャレなあの子をマネするより、自分らしさが一番でしょ。

 

 ここさ、真中らあらが自分に自信がなくて、それでもやりたいことがあって。それをみれいの言葉で挑戦しようと考えたって過程を見たうえで聞くと、心が震えるんですよ。

 

 アニメでも、一話だけOPを最後に持っていくことってさ。エロマンガ先生やけものフレンズでもあったじゃないですか。

 

 あれと同じで、キャラの思いやストーリーを加味したほうが一層味わい深くなるんですね。

 

 プリパラはさ。自分らしさとはなにか、アイドルとしてどうふるまうか。どんな自分でいたいか。ってのがテーマの話もいくつかあってさ。そのことにヒロインたちが悩んだ姿を見たうえでMake itの歌詞を聞くと感動するんですね。

 

 だからこそ、プリパラはアニメと曲をセットで楽しむべき作品なんです。